• HOME  >  
  • BLOG  >  
  • あぁ偉大なる妄想人押見修造

BLOG

14.04.20

あぁ偉大なる妄想人押見修造

あぁ偉大なる妄想人押見修造

最近めっきりコミックを買わなくなった。
かさばるし、今は便利なコミックレンタルがあるので、気になる漫画はそちらで借りている。
しかし、唯一購入しているのが押見修造先生の作品だ。
押見先生の妄想は凄まじい。
儚くも切ない想いを、壮大な世界観とスケールで描き切る。
『漂流ネットカフェ』では、拭い去れず、引きずり続けた淡い想いに漫画を通してケリをつけている。
結局上手くいった恋、フラれてダメだった恋よりも、あと一歩踏み出せずに終わってしまった恋が一番忘れられないのは確かだと、この狂乱の物語を読んで深く感じた。
また、恐らくこの先押見先生の一番の代表作になるであろう『悪の華』も、やはり狂気に満ちた恋の屈折具合を素晴らしく表現している。
所謂青春時代と呼べる時期にこの作品を手にできる若者達をうらやましく思う。
30代後半にしてこの作品にふれ、そして激しくその世界に入り込めることはある意味危ない。
しかし、心の深い部分に、あの頃の青々しいワクワク感がまだしっかり残っているのは、自分としては嬉しい限りだ。
この感覚が宿り続けるまで、押見作品を読み倒していこうと思う今日この頃である。


コメント(5)

この日記、素晴らしい文章力やね。感心した。
俺も押見作品が大好き。「漂流ネットカフェ」は今年に入って読んだ。30代ラストの今読むのがヤバいね。

さすが我が友よ、やはりこの感覚がわかるかね。
俺らの時代もあったよね、さくらの唄とか衝撃的なやつが。
この感覚にいつまでもドキドキし、面白いと思える気持ちをずっと持ちたいもんだよ。
スイートプールサイドの巻末に収録されている「超常眼球沢田」も君なら必ず面白いというはずだよ。
監督となって実写化してくれたまえ。

「さくらの唄」…あったなぁ。そうや、あの衝撃。また読みたいな。「超常~」オモシロかった。「スイート~」は映画化されるね。

そうそう、スイートプールサイド実写化、大丈夫かなあれ。
さくらの唄は、中古で昔買ったんやけど、誰かにかして行方不明。
俺も久しぶりにラストのとこ読み直したい。

test

【 Comment 】